昔から使われきた漆器。
傷や漆が剥がれても修理ができ、より丈夫になるのも特徴で、長く使える逸品を、大切に使い続けることができます。
湯桶の修理
2015年4月21日
かなりお使いのようで 剥離したところはすべて除くのが大変です。丁寧にとってから作業 開始です。錆付けては研ぎの繰り返し、元の形まで補修。
最後にロゴを 白漆で記入。漆では白が難しいので 乾きを遅くしてゆっくり乾かすことにしました。
栃板の漆塗り
2008年8月12日
今回、栃板の表面を綺麗にツルツルに研いだ板を塗りましたが、思ったより暗くなりちょっと残念! 時間の経過と共に発色してこれから明るくなることでしょう。
数年前に塗った板を 二枚合わせてテーブルにして重宝してます。漆の塗り色も明るくなり透けてきたように思います。
これから 変化する漆の塗り色が楽しみです。
箪笥漆塗り
2008年8月12日
箪笥の表面を軽く研いで、よく拭きしっかり乾いてから塗ったのですが、この時期、猛暑の中 冷房をかけて温度調節したのですが、漆の乾きがとても早く、思ったより黒くなってしまいました。
栃板 漆塗り
2008年6月8日
大きな栃板を綺麗に平らに削って、生漆で木固め、乾いたのでサンドペーパーで研いだ状態。
数年前に 塗った大きな栃板を 二枚合わせてテーブルに使っていますがとても便利。移動したり・・木固めしかしてない板を 部屋のあちこちに立て掛けるだけでも、何か落ち着くようで 自然の木目の文様 とても良い感じ!
桐箪笥リニューアル
2008年6月8日
金具外さず、漆を塗った状態。あまり暗くならないように漆を調合。
簡単に汚れふき取り サンドペーパーで研ぎ 綺麗に雑巾で拭き取った状態。
桐ダンスの漆ぬり
2008年6月8日
古い桐ダンス頂き 粘土工房の展示場に飾り、いろいろ収納も出来ればと・・・汚れを取りながらサンドペーパーで表面を綺麗に。
金具を付けたまま塗って見ましたが よくなりました。
漆で塗ると言ったら 箪笥の金具綺麗に外して下さり、箪笥の表面全体をカンナでつるつるなるまで削って頂いたのでとても塗りやすく刷毛塗りも楽々!
明治時代・大正時代の箪笥 杉材もカンナかけると赤身の綺麗な木目、木材を漆で塗ったから表面も保護されていたのでしょう。
きちんと外した金具も漆を塗り、綺麗にリニューアルされました。
木地から拭き漆仕上げ依頼
2005年3月19日
欅の茶箱(木地は大塚隆さん製作)を展示会でお求め下さった方から、拭き漆の重ね摺り・磨きの依頼。
自分で黒柿を挽いた作品に拭き漆を依頼。欅の座卓・収納箱等、拭き漆・木地呂塗り依頼。